リノベーション工事、検討時の悩み①
こんにちは。
久しぶりの投稿になります。代表の岡田です。
先日、事務員が「リフォーム?リノベーション?」
というタイトルでブログを挙げていたので、それを受けて、
リノベーション、大規模リフォーム検討時にお客様が悩まれていることについて
書きたいと思います。
今まで、私たちがリノベーション、大規模リフォームを工事させてもらった事例でいうと、
「子どもが同居しなくなり、自分たちのためにリノベーションしたい。」
というお客様が多いです。
そのお客様の最初の質問。「建て替えした方がよいの?」という質問です。
今回、木造の家であるという条件で話します。
ポイントは①耐震性能と②費用であると思います。
私たちが全面リノベーションする場合、必ず耐震工事をしますが、
現在の新築された建物と同じ耐震性能を持たせたとしても、同等の結果にはならないからです。
それはなぜか?
通常の耐震工事であると、耐震補強の計算数値により補強します。
基礎が有筋(鉄筋あり)、無筋(鉄筋無し)により数値は変わりますが、無筋でも補強できます。
問題は基礎回りなのです。
よく古い建物であると基礎の配筋がないものもあります。
それを、現在の新築の建物と同等の補強をしようと思うとかなりの費用が掛かってきます。
ですので、耐震性能をどれくらい求めるか?が
建て替えかリノベーションか
を選択する最大の条件だと私は考えています。
よって、
新築同様の耐震性能およびこれからも長く家を使いたい方にはリノベーションはお勧めしていません。
地震が起こっても、住む方の命が助かってほしいという方にはお勧めです。
次回は費用について書いてみます。
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